鎌倉駅には12か月の駅スタンプがあり、駅で働く社員の方が毎月最終日にスタンプを交換し続け、2022年で10年目になります。
2022年3月から鎌倉駅の駅スタンプ専用のスタンプ台紙である「鎌倉駅印帳」が駅の窓口で配布されました(鎌倉駅印帳の配布は現在は終了)。
更新状況
- 2023年9月17日:1年分の駅印の画像を掲載、全体的に書きぶりを修正(「…終了」「大河ドラマ館閉館」など)
- 2022年3月27日:4月以降の13印目の押印方法等について追記
- 2022年3月13日:記事掲載
この記事の目次
鎌倉駅印帳とは
2022年は、鎌倉幕府の執権である北条義時を主人公とした物語が人気脚本家の手によりテレビドラマ化されて話題になりました。3月からはテレビドラマの舞台も鎌倉に移り、3月1日には大河ドラマ館が営業を開始しました(現在は閉館)。
そして、2022年3月10日から鎌倉駅の改札窓口で、鎌倉駅スタンプ専用の「鎌倉駅印帳」の配布が始まりました。
鎌倉駅印帳
- 配布期間:2022年3月10日から2023年2月28日
- 配布冊数:1万冊 なくなり次第終了
- 配布場所:鎌倉駅東口改札窓口
鎌倉駅の駅スタンプを押印しよう
鎌倉駅の改札窓口で鎌倉駅印帳を受け取り3月のスタンプ押印しました。スタンプ台は改札窓口のすぐ横にあり(左(スマホでは上)の写真)。その裏側(改札内)には案内ポスターも掲示されていました(右(スマホでは下)の写真)。
鎌倉駅印帳には、毎月の押印欄に各月の花や葉の美しいイラストが添えられています。毎月鎌倉駅を訪れるのが楽しみになります。
- 3月:建長寺と白木蓮
- 4月:若宮大路と桜
- 5月:報国寺と竹
- 6月:長谷寺と紫陽花
- 7月:鎌倉駅舎と桔梗
- 8月:和賀江嶋と蓮
- 9月:円覚寺と金木犀
- 10月:鎌倉文学館と薔薇
- 11月:鎌倉大仏と紅葉
- 12月:江の島と山茶花
- 1月:鶴岡八幡宮と水仙
- 2月:荏柄天神社と椿
特別な13印目と鎌倉エリア3駅を巡る3駅スタンプラリー(終了)
鎌倉駅の13印プロジェクト第一弾として、「特別な13印目と鎌倉エリア3駅を巡るスタンプラリー」が実施されました。鎌倉駅、大船駅、北鎌倉駅の3駅のスタンプを押印すると、大河ドラマ館(閉館)で「和柄ファイル」を受け取ることが出来ます(実施期間は3月31日まで。和柄ファイルは先着1800名まで、なくなり次第終了)。また、大河ドラマ館では特別な「13印目」を押印することが出来ました。
現在和柄ファイルの配布は終了しています。
北鎌倉駅と大船駅の押印台紙(パンフレット)は、鎌倉駅、大船駅、北鎌倉駅のほか、JR東日本横浜支社管内の駅や東京都、埼玉県の一部の駅でも配布していました。
大船駅と北鎌倉駅でスタンプ押印
大船駅と北鎌倉駅でスタンプを押しました。図柄は大船駅が大船観音、北鎌倉駅が円覚寺です。
- 大船駅のスタンプ台:改札外の「みどりの窓口」内
- 北鎌倉駅のスタンプ台:改札内階段脇
大船駅のスタンプには、スタンプと鎖とを繋ぐための「錠前」が付いています。錠前の底にスタンプのインクが付くと台紙が汚れてしまうので、押印の際は錠前を手で押さえるのがきれいに押印するコツです。
スタンプの押印時間は大船駅、北鎌倉駅とも9時から夜7時までの間となります。
鎌倉駅のスタンプは、駅の営業時刻内ならいつでも押印出来ます。
3か所押印したら大河ドラマ館へ
鎌倉駅印帳の3月のスタンプと、大船駅と北鎌倉駅のスタンプを押印したら、「13印目」を押印するために大河ドラマ館へ向かいます。
大河ドラマ館での13印目の押印は2022年3月末日までです。4月以降は、毎月13日または3か月分の鎌倉駅の駅スタンプを集めて鎌倉駅東口の改札で押印することが出来ます。
大河ドラマ館は、3月1日から2023年1月9日まで鶴岡八幡宮の境内にある鎌倉文華館鶴岡ミュージアムを衣替えして営業しています。大河ドラマ館については下記リンクを参照してください(閉館)。
こちらもCHECK
-
2022年は鎌倉が熱い! ~大河ドラマ館~
続きを見る
パンフレットには1階の「鎌倉殿ミュージアムショップ」で押印と書かれていますが、実際は建物の中庭にスタンプ台があります。ここで「13印目」であるJR鎌倉駅の記念印を押印し、和柄ファイルをもらうことができました。
大河ドラマ館の中庭の様子は下記リンクを参照してください。
こちらもCHECK
-
起死回生の重文指定 ~鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム~
続きを見る
和柄ファイルは大きさはA5版で表側に北条氏の家紋である「三つ鱗(ミツウロコ)」、鎌倉市の市章にもなっている「笹竜胆(ササリンドウ)」、三羽の鳥と横須賀線の車両が描かれています。
北条家の未来についてお告げをした女性が突然大蛇に姿を変えて消え去り、後には3枚の鱗が残されていたことが北条氏の家紋である三つ鱗の由来とか。(講談社学術文庫「執権」から要旨のみ引用)
内側には上から矢絣(やがすり)、菊、青海波、麻の葉の文様が描かれています。
矢絣は矢羽を連続して描いたもので、魔除けのお守りなどの意味があります。青海波は古代ペルシャが発祥とされ、舞楽「青海波」の装束に使われた文様が起源とされています。
麻の葉については、麻は成長が早く丈夫でまっすぐに伸びることから、子どもの健やかな成長を願い産着に使われました。忍者が成長する麻の上を飛び越えて修行したという説もあるとかないとか。
このファイルは鎌倉駅印帳をしまっておくのに最適ですね。
最後に
2022年3月から押印を始めて2023年2月に1年分のスタンプを押すことができました。1年分の画像を掲載します。
1年分のスタンプを押し終えて素敵なスタンプ帳が出来上がりました。
この記事が気に入ったらフォロー!
参考文献・関連リンク