遠藤まほろばの里 藤沢えびね・やまゆり園は、藤沢市北部、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス近くにある、自然豊かな里山で、地域の人たちが協力して藤沢の緑を守る活動をしている山野草園です。
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- 2022年5月1日:記事掲載
この記事の目次
遠藤まほろばの里 藤沢えびね・やまゆり園とは
遠藤まほろばの里 藤沢えびね・やまゆり園(以下「藤沢えびね・やまゆり園」と記載)は、「NPO法人 里地里山景観と農業の再生プロジェクト」が、藤沢市遠藤地区の里山に残された山林、竹林、畑などの自然景観を多くの人に楽しんでもらうとともに、地域や農業の活性化の一助になることを目指して2015年に開園した山野草園です。
この園は、山林や竹林を手作りで再整備し、維持管理・運営は全てNPOスタッフやサポーターの方が行っています。
藤沢えびね・やまゆり園の概要
住所 | 藤沢市遠藤4580 |
電話番号 | 0466-48-8711 NPO法人 里地里山景観と農業の再生プロジェクト |
営業期間と時間 | 例年4月1日~8月第2日曜日 9:00~16:00 |
アクセス | <バス>・湘南台駅西口から神奈中バス 慶応大学行 慶応大学バスターミナル下車徒歩約8分 ・辻堂駅北口から神奈中バス 慶応大学行 慶応大学バスターミナル下車徒歩約8分 |
駐車場 | 徒歩数分のところに2個所あります。 |
公式サイト | NPO法人 里地里山景観と農業の再生プロジェクト |
自家用車の場合は、上記地図の「農家レストランいぶき」前を入って暫く進むと、右側に駐車場があります。その駐車場を通り過ぎると、突き当りにも3台程度止められる駐車場があります。
バス停から歩く場合は慶應義塾大学看護医療学部の前の道を通って行けるようですが、未確認です。
藤沢えびね・やまゆり園を散策しよう
駐車場から藤沢えびね・やまゆり園入り口へ
農家レストランいぶき前で左(南側から来た場合)に折れて細い道に入ると、辺りは畑や林の見える里山風景となります。暫く進むと右側に小さな駐車場があります。自家用車の場合はこちらに止めるとよいでしょう。
駐車場から少し戻って看板にしたがって歩きます。看板のほかのぼり旗も立っているので、間違える心配はありません。
駐車場はもう1か所あります。私は最初は間違えて遠い方の駐車場(パソコンでは下左側、スマホでは1つ下の写真)に自転車を止めてしまい、戻ることになりました。でも、そのおかげで牧場のかわいい牛さんたちを見ることが出来ました。
藤沢えびね・やまゆり園を散策しよう
藤沢えびね・やまゆり園に入ったら、左側の受付で入園料を払います(300円)。右側には「藤沢えびね・やまゆり園」の看板があります。
入り口付近には、山野草の苗や地域で採れた野菜類の即売があります。上の写真のミヤコワスレも現地で販売されていたものです。
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散策路に入ります。散策路周辺はうっそうとした木々が生え、竹も生えています。散策路に沿って歩くとあちらこちらでエビネの姿を目にします。
散策路は丁寧に整備されて、ところどころに椅子やベンチがあり、休憩することもできます。
夏場は蚊などの虫がたくさん出ると思われます。対策を忘れずに。
少し明るいところに出ました。ここにはユリやニッコウキスゲなどが植えられているようです。
ユキワリソウや、貴重な山野草であるクマガイソウが育てられているところもあります。
「○○さん寄贈のエビネ」などと案内のある場所もあります。エビネの群生は見ていて心が安らぎます。
今回はエビネが主体ですが、季節に応じていろいろな花が楽しめます。
主な山野草
ヤマブキ、シュンラン、ヒトリシズカ、エビネ、ヤマツツジ、キンラン、クマガイソウ、イカリソウ、ウラシマソウ、イワガラミ、ホタルブクロ、ヤマアジサイ、ハコネウツギ、ヒメサユリ、コガネオニユリ、ヤマユリ、キツネノカミソリ、レンゲショウマ
藤沢えびね・やまゆり園のまとめ
- 藤沢えびね・やまゆり園は、藤沢市遠藤地区にある山野草園
- 「NPO法人 里地里山景観と農業の再生プロジェクト」のスタッフの方、地域の方が協力して管理・運営している。
- エビネやヤマユリのほか、季節に応じていろいろな山野草が美しい花を咲かせる。
いかがでしたでしょうか。藤沢えびね・やまゆり園の概要についてひととおりまとめましたが、もしも気になるようでしたらお出掛けされてはいかがでしょうか。
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参考文献
- NPO法人 里地里山景観と農業の再生プロジェクト
- 現地案内チラシ